TOEFL / IELTS / GPAとは
英語圏の大学でアカデミックプログラムを履修するためには、各大学が入学条件として設けているTOEFL/IELTSスコアが必要になります。また入学審査のひとつとして、日本の在籍学部における1年次からの成績を示すGPAも大学選びにおいて重要なポイントになります。
TOEFLとは
TOEFL(Test of English as a Foreign Language)とは、英語を母国語としない人を対象とした英語力テストで、英語圏の大学が留学生を受け入れるにあたり英語力をはかる基準のひとつとして広く利用されています。TOEFLは米国非営利教育団体であるEducational Testing Service (ETS)により開発され、そのスコアは約110ヵ国、6,000以上の機関で英語運用能力の証明として使われています。
1998年以降、ペーパーテスト (Paper-Based Test: TOEFL PBT)に代わって世界各地で試験がコンピューター化 (Computer-Based Test: TOEFL CBT)されており、2000年10月から日本でもコンピューターテストの受験が可能になりました。2006年からはさらにスピーキングのセクションを加えた「次世代インターネットテスト (Internet-Based Test: TOEFL iBT)」がスタートし、英語能力をより総合的に測定するテストになりました。
SAF留学プログラムで、英語力強化コースを取得せずに、はじめから授業履修プログラムに参加する場合は、TOEFLで61-100 (iBT) / 173-250 (CBT) / 500-600 (PBT)以上のスコアが必要です。早めのテスト対策と受験準備、テストの予約申し込みをお勧めします。
◆TOEFL iBT申込方法◆
STEP 1: Bulletin入手・熟読
ETSから発行されたBulletin(受験要綱)に目を通しましょう。
STEP 2: 身分証明書の準備
TOEFLテスト受験には、米国ETSの定める有効な身分証明書(ID)が必要です。当日に提示できなければ、受験は許可されず返金も一切ありません。必ず事前に確認しましょう。身分証明書についての詳細は国際教育交換協議会(CIEE)のHPを参考にして下さい。
STEP 3: My Homepage作成
TOEFL iBT申込には、My Home Page (TOEFLテスト公式ホームページ上で作成する個人のアカウントページ)の作成(無料)が必須です。
Official Score Reportの送付先:
SAFアメリカ本部(インディアナ州インディアナポリス)
Institution Code: 0097
Department Code: 00
を入力して下さい。
STEP 4: 受験回数制限の確認
TOEFL iBTの受験回数制限は、7日に1回です。
STEP 5: 支払方法の確認
申込方法によって、利用できる支払方法が異なりますが、クレジットカードを使うのが最も一般的です。VISA、Mastercard、AMEX、Discover、JCBが使用できます。カードは本人名義でなくても構いません。受験料はUS$200です(2010年1月現在)。
STEP 6: 申し込み
申込方法は以下の3通りです。詳細はCIEE国際教育交換協議会のHPを参考にして下さい。
・オンラインによる申し込み
・郵送による申し込み
・電話による申し込み
◆TOEFL iBTテスト構成◆
| セクション |
問題数・形式 |
時間 |
スコア |
| Reading |
3-5パッセージ(1パッセージ 約700語)
各12-14問
・選択問題
・文を挿入する問題
・グループ分けする問題 など |
60-100分 |
0-30 |
Listening
(マイク付き
ヘッドセット使用) |
2-3会話(1会話 約3分)各5問
4-6講義(1講義 約3-5分)各6問
・選択問題
・表を完成させる問題 など |
60-90分 |
0-30 |
| 休憩 10分 |
Speaking
(マイク付き
ヘッドセット使用) |
Independent Tasks 2問
(準備:15秒 回答:45秒)
・好みと理由を問う問題
・支持する意見と理由を問う問題
Integrated Tasks 4問
-Read + Listen → Speak 2問
(準備:30秒 回答:60秒)
・要約する問題(大学生活を想定)
・問いに答える問題(講義を想定)
-Listen → Speak 2問
(準備20秒 回答:60秒)
・要約する問題(大学生活を想定)
・問いに答える問題(講義を想定) |
約20分 |
0-30 |
Writing
(Part A) |
Integrated Task 1問
-Read + Listen → Write (150-225語程度)
・要約する問題 |
20分 |
下とあわせて
0-30 |
Writing
(Part B) |
Independent Task 1問
(300語程度)
・意見に基づき作文する問題 |
30分 |
上とあわせて
0-30 |
| Total |
4-4.5時間 |
0-120 |
TOEFLについての確認・お問い合わせは
CIEE国際教育交換協議会(カウンシル)
日本代表部 TOEFL事業部
〒150-8355
東京都渋谷区神宮前5-53-67
コスモス青山ギャラリーフロア
http://www.cieej.or.jp
IELTSとは
IELTS(アイエルツ)は英国で開発された英語力判断テストで、Listening、Reading、Writing、Speakingの4セクションに分かれています。ReadingとWritingについては、アカデミックとジェネラルの2種類のモジュールがあり、留学(授業履修プログラム、英語力強化プログラム共に)に際してはアカデミックモジュールの受験が必要です。TOEFL iBTとは異なり、記述式のテストになっています。イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの大学を中心に世界で広く利用されているIELTSは、120カ国で受験が可能で、日本ではブリティッシュ・カウンシルが試験の窓口になっています。
※ 一部の北米の大学では、入学に必要な英語力の証明としてIELTSを認めていないので注意して下さい。なお、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランドではIELTSのAcademic Moduleの公式スコアが求められることが多いため、これらの国への留学を希望している場合は、IELTSの受験をお勧めします。
◆IELTSテストスコア◆
IELTSは、セクションごとに、0-9の10段階で評価されます。各セクションのスコアをBand (Writing Band, Reading Band, Listening Band, Speaking Band) といい、それを総合した成績がOverallとして表記されます。
◆IELTS 申込方法◆
IELTSの申込書は郵送で取り寄せる、またはオンラインでダウンロードするというという2つの手段があります。郵送を希望する場合は、お近くのブリティッシュ・カウンシルから申し込み用紙を取り寄せて下さい。ここではオンラインでの申し込み方法を説明します。
<東京近郊の方>
〒162-0825
東京都新宿区神楽坂1-2
ブリティッシュ・カウンシルIELTS
<大阪近郊の方>
〒530-0003
大阪市北区堂島1-6-20堂島アバンザ4F
ブリティッシュ・カウンシルIELTS
STEP 1: 申し込みをする
ブリティッシュ・カウンシルのサイトからIELTSオンライン登録のページへアクセスし、受験申し込みを行って下さい。
STEP 2: 登録内容メール
オンライン申し込み完了後、氏名・生年月日・試験日・電話番号を下記のアドレスにメールを送信して下さい。申し込み時に入力した内容と同様に、メールは英文で記入します。
送信先:
東京・仙台・名古屋での受験の場合 idexams@britishcouncil.or.jp
大阪・福岡での受験の場合 idexams.osaka@britishcouncil.or.jp
STEP 3: 返信の確認
ブリティッシュ・カウンシルからメールの返信を受け取ります。振込先銀行口座と申し込みをした試験の振込み認識番号が返信されるので確認して下さい。返信は、申し込みをしてから3営業日(土日、祝日を除く)で返送されてきます。
STEP 4: 銀行で振込み
指定された銀行口座に受験料を振り込みます。受験料は¥24,675(2010年1月現在)です。振り込み依頼人は名前でなく、メールで通達のあった認識番号のみを入力して下さい。
STEP 5: 必要書類送付
必要書類4点をブリティッシュ・カウンシルに送ります。東京・仙台・名古屋で受験をする場合は、東京のブリティッシュ・カウンシルに、大阪・福岡で受験をする場合は、大阪のブリティッシュ・カウンシルに送って下さい。
【必要書類】
1) 申し込み時に使用した身分証明書のコピーに受験日と受験地を記入したもの
2) 銀行振り込みの控えのコピー
3) パスポートサイズ(4×3cm)の写真2枚
4) 自分の住所を記入した角2サイズ封筒と定型サイズの封筒各1枚
STEP 6: 受験票が届く
受験日の2週間前にはブリティッシュ・カウンシルから受験票が届きます。
SAFプログラムに参加する学生は、テストを受ける際、下記のCase Numberを入力して、IELTSの公式スコアレポートを下記に送付して下さい。
The Study Abroad Foundation (SAF)
IELTS Case Number: 4972
IELTS公式スコア転送先
The Study Abroad Foundation (SAF), US Headquarters
1100 West 42nd Street, Suite 216A
Indianapolis, IN 46208
USA
◆IELTSテスト構成◆
| セクション |
問題数・形式 |
時間 |
| Listening |
4セクション 40問
Section 1-2 日常的な会話や説明
Section 3 学術的な会話
Section 4 学術的な講義
・選択問題
・表現や項目の照合問題
・グループ分けする問題 など |
約30分 |
| Academic Reading |
1セクション 40問
3つのパッセージが出題(合計2,000~2,750 words)
・選択問題
・穴埋め問題
・グループ分けする問題 など |
60分 |
| Academic Writing |
2タスク 2問
Task 1 図や表、グラフの解説(20分150 words以上)
Task 2 主観の意見、エッセイ(40分250 words以上)
・グラフの説明
・経過の段階の描写
・自分の意見のまとめ など |
60分 |
スピーキングテストは、東京・大阪では筆記試験の翌日、名古屋・福岡では
筆記試験と同日に行っています。
ただし、試験日・会場により異なる場合があるため、受験票で必ず確認をして下さい。 |
| Speaking |
3セクション 3問
Part 1 自己紹介・挨拶
Part 2 スピーチ
Part 3 ディスカッション
・身近な話題に答える問題
・指定のテーマに対して自分の意見を述べる問題 |
11-14分 |
GPAとは
GPAとは、Grade Point Averageの略で、平均成績値のことです。海外の大学では、日本のような入試が行われない代わりに、出願者の成績証明書から算出したGPAを合否判定材料のひとつとしています。留学生にとってGPAはTOEFLやIELTSと並び、合否判定に大きくかかわる要素のひとつとなるため、志望校の基準と自分の成績はしっかり把握しておきましょう。GPAは4.0が満点となり、出願大学や専攻によっても必要なGPAは異なりますが、多くの大学が2.5-3.0以上の成績を必要としています。なお、GPA 2.5-3.0に達していない学生でも学部留学のチャンスがあるので、SAF日本事務局までお問い合わせ下さい。
GPA = (単位数×換算値)の全体科目の合計 ÷ 総単位数
【成績換算表】 ※成績換算値の一例。換算値は学校によって異なります。
| 5段階 |
換算値 |
| A |
4.0 |
| A- |
3.7 |
| B+ |
3.3 |
| B |
3.0 |
| B- |
2.7 |
| C+ |
2.3 |
| C |
2.0 |
| C- |
1.7 |
| D+ |
1.3 |
| D |
1.0 |
| D- |
0.7 |
| F |
0.0 |
| 4段階 |
換算値 |
| 優 |
4.0 |
| 良 |
3.0 |
| 可 |
2.0 |
| 不可 |
0.0 |
GPAの換算例
| 授業科目名(単位数) |
評価 |
単位数×換算値 |
| XXXX入門Ⅰ(2) |
A |
2×4.0=8.0 |
| XXXX分析学Ⅱ(4) |
C |
4×2.0=8.0 |
| XXXXX技法(4) |
A |
4×4.0=16.0 |
| XXXX語Ⅱ(2) |
B |
2×3.0=6.0 |
| XXXX応用学(4) |
A |
4×4.0=16.0 |
| XXXX学基礎(1) |
D |
1×1.0=1.0 |
| XXXX論Ⅰ(1) |
F |
1×0.0=0 |
| XXXX専門Ⅰ(2) |
A |
2×4.0=8.0 |
| 合計 |
① 20単位 |
② 63.0 |
| GPA = ② ÷ ① → 63.0 ÷ 20 = 3.15 |
出願大学への合否は、学部での成績(GPA)や語学力(TOEFL/IELTS)だけで決定するわけではなく、今までどのような授業を履修してきたのか、また、出願先の大学で勉強したい分野の日本の在籍大学での成績なども判断のポイントになります。
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